石田淳一 Junichi Ishida
画家。1981年生まれ。埼玉県立大宮光陵高等学校、日本大学芸術学部卒業。土屋文明に師事。油絵の具を使い、主に静物画を描く。モチーフとなるモノを眼前にして制作する事へのこだわりがある。
絵を描くとき、様々な矛盾と向き合う事になります。『みえるもの』をみて、『みえないもの』に思いを馳せ、またそれをどの様にして絵の具に変換すれば自分が納得のいく絵に近づけるのか。思索中のあらゆることの両極を波が行ったり来たりします。重ねるべき絵の具とモチーフと自分の求める絵のイメージと相談しながら、自身の腑に落ちる瞬間を待つ様な、そんな時間です。